Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 81.739 caratteri · 164 schermate
三月二十七日
三月二十八日
故皇太后陛下の御歌のうつしと御親署勅語を拝覧、貴族的な好い御字であった。御色紙のすりものを分けてもらったがつまり持ちにつくものだ。
夜美音会へ行く。小島氏に会う。妙に私のどうしてもすきになれない態度を持って居る。
真水に会う。醜悪な人達だ。昨日神保町の停留場で腹がたつまで私を見て居た人が保育会の会員だとかで挨拶をする。
帰りの電車に或る病的な欲情に支配されて居る男を見た。
三月二十七日(月曜)
卒業式、証書を持つと流石に好い心持になる。感謝の言葉や何かを余り繰返すので両方ともにあきが来て下らない事になってしまう。帰りがけに同級会があった。例の通り音楽ばかりであったが高嶺さんのピアノはいつもよりもよかった。何だかけったるくなって夜は早く寝てしまう。
「爛」を読んだが私には批評出来ない。
彼あ云う生活に入って居る女の心持なんかもよくは分って居ないのだから……。千葉先生がお目出とうと云って下さったのはうれしかった。
三月二十八日(火曜)
作楽会へ行く。所謂婦人連に会ったが何だかこそばゆい様な気持にばかりなって来た。説教節を聞く。筑前琵琶と義太夫をまぜた様なものであまりよくはないけれ共少しは面白かった。