Classici giapponesi con furigana
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とらのきば
虎の牙/透明怪人
江戸川 乱歩
Leggi 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 193.761 caratteri · 388 schermate
金色に光っているようにさえ、感じられました。老人はこの大発明に、もう、うちょうてんになっているのです。大友少年も、聞けば聞くほど、この発明の、あまりのおそろしさに、ブルブルと、からだがふるえてくるのを、どうすることもできませんでした。
老人は、しばらくだまって、大友少年の顔を見つめていましたが、やがて、ニヤニヤと、みょうな笑いを浮かべながら、こんなことを言いました。
「どうだね、大友君、わしの弟子になりたくはないかね。そして、この大発明をたすける気にはならないかね。」
「それには、どうすればいいんですか。」
大友君は、おそるおそるたずねました。
「きみが、透明人間第四号になってくれればいいんだよ。」
老人は、やっぱりニコニコしながら、ギョッとするような、おそろしいことを言うのです。
「いやです。ぼく、いやです。透明人間にされるなんて、いやです。」
大友君は、まっさおになって、さけびました。
「ハハハ……、きみはこわがっているね。なあに、ちっとも、こわいことなんか、ありゃしないよ。そこの手術台で、ひと晩ねむればいいんだよ。はじめに、ねむり薬を注射するから、何も知らないで、グッスリ、ねむってしまうよ。