Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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とらのきば

虎の牙/透明怪人

江戸川 乱歩

Leggi 虎の牙/透明怪人 (とらのきば) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 193.761 caratteri · 388 schermate

Aozora Bunko

「小林君、さすが明智探偵のこぶんだね。うまくやった。わしからも、ほめてやるよ、だが、きみのてがらは、それだけじゃあるまい。もっとたいへんなものを、みつけてきたはずだ。かくさないで、それもここへ、つれてきたまえ。」

老人が、いやに元気づいて、みょうなことを言うので、小林君は目をパチクリさせて、明智探偵のほうを見ました。

「先生、つれてきてもいいんですか。」

ところが、明智は何も答えません。へんな顔で、小林君をにらみつけているばかりです。

「いいよ、いいよ、小林君、はやくつれてきたまえ。明智先生も、さぞビックリなさることだろう。ワハハハ……、ゆかい、ゆかい。」

怪老人は、いよいよ元気になってきます。

いったい、これはどうしたというのでしょう。怪老人のほうが明智探偵よりも、いろいろなひみつを知っているようです。なんだかおかしいではありませんか。

小林君は中村係長に、目でそうだんをしました。すると、係長がうなずいてみせたので、そのまま、部屋のそとへ出ていきました。小林少年はだれをつれてくるのでしょう。そして、こんどは、どんなふしぎがおこるのでしょう。

三人の明智小五郎