Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 81.739 caratteri · 164 schermate
九月十三日
九月十四日
夜関如来、田村俊子の夫君松魚氏が来る。何だか活気のない、衰えたる何々とか云いたいような言葉や動作をして居られる。如来氏の笑うのは、喉で吹子をふくようで不愉快だ。
九月十三日(水曜)
静岡の何とか云う人から手紙で廻覧雑誌に何か出して呉れと云って来る。只一枚の原稿紙にかかれた一寸した手紙ですぐそれに投稿する者があると思う心持は自分には想像出来ないものである。坪内先生へは二十円の丸善の切手をあげることになり母上行って下さる。十円は自分で出す。坪内先生の御話の要点、一、外国へは二年以上居ない方が好い忘られないため、二、浮世絵日本古代の美術を相互に知り歴史の研究、三、漢文は本でよむこと、四、学校より教師について英語を学ぶこと、五、明後日次の原稿の箇条書きを持って来ること、などであったそうだ。
夜、清野暢一郎氏より来信、あんまり真率に親切に書いて下さったので、すまないような心持になった。ドストイェフスキーをよんで見ろとまで云ってある。千葉先生の経験的人生と、生物学□□的倫理観をよむ。
九月十四日(木曜)
明日より無名会
午後院展を見に行く。七夕は好い胚種を持って居るから一息の所、貧者の一燈は題名にまける。