Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
喜助 山を開墾しようと言う話に、そういう焼餅根性を持ち込んで、一人の人間が正しいことを言ってるのば、みんなで押しふせようとするのは、なんだ? 果ては、金吾にだけは肥料の配給をよせだなんて言いはじめる。これがヒガゴトでなくて、世の中にヒガゴトが有るか? そいで俺あ実行組合に談じこんでやろうと思って出かけて来ただ。したら、組合のえらがたは、みんな留守だと言やあがって、ようやっと、一人だけ畑に出てるとこを掴まえていくら話しても俺にゃよくわからねえちって逃げを打たあ。あんまりシャクにさわるんで、そいつをひっぱたいて俺あ引上げて来たとこだ。ちしょうめ、ムシャクシャしてならねえんだ!
お妻 だけんど、そんな事で落窪の衆をなぐったりなすったりしていると、又、やれ、仕返しだなんて、ますます事がこんぐらかりやしないかねえ。近頃じゃ、なんかと言うと直ぐに国策だ国策だで、ちょっと何かすると駐在まで乗り出して、人の事を国賊だと言ったり、村八分にするだなんとおどかしたり、うるさい世の中になってきたからなあ?
喜助 人間が正しい事をしてるのに、何の怖え事があらす? 国策だとでも国賊だとでも何とでも言いな! ただなあ、百姓に肥料の配給をとめるつうのは、大工からノコギリを取り上げるのと同じで、捨ておけねえぞ。