Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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こじきものがたり

古事記物語

鈴木 三重吉

Leggi 古事記物語 (こじきものがたり) di 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 96.723 caratteri · 191 schermate

Aozora Bunko

天照大神と高皇産霊神とはそれをご覧になりますと、急いで天宇受女命をお呼びになって、

「そちは女でこそあれ、どんな荒くれた神に向かいあっても、びくともしない神だから、だれをもおいておまえを遣すのである。あの、道をふさいでいる神のところへ行ってそう言って来い。大空の神のお子がおくだりになろうとするのに、そのお通り道を妨げているおまえは何者かと、しっかり責めただして来い」とお言いつけになりました。

宇受女命はさっそくかけつけて、きびしくとがめたてました。すると、その神は言葉をひくくして、

「私は下界の神で名は猿田彦神と申します者でございます。ただいまここまで出てまいりましたのは、大空の神のお子さまがまもなくおくだりになると承りましたので、及ばずながら私がお道筋をご案内申しあげたいと存じまして、お迎えにまいりましたのでございます」とお答え申しました。

大神はそれをお聞きになりましてご安心なさいました。そして天児屋根命、太玉命、天宇受女命、石許理度売命、玉祖命の五人を、お孫さまの命のお供の頭としておつけ添えになりました。そしておしまいにお別れになるときに、八尺の曲玉という、それはそれはごりっぱなお首飾りの玉と、八咫の鏡という神々しいお鏡と、かねて須佐之男命が大じゃの尾の中からお拾いになった、鋭い御剣と、この三つの貴い