Classici giapponesi con furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Leggi 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 257.350 caratteri · 507 schermate
土井君はけっして『文学界』にふれようとしなかったりして、二人は大学で同級だったが、あまり仲がよくなかったらしい。
大体二高出身の人はみな一脈相通じたものをもっていて、上田派に対立していた。私はじつは両天秤で、二股の役をしていたらしい。土井君の影響をかなり受け、短い詩ばかりでなく、長いのを作れといわれて、『帝国文学』に「桐花操」という長い詩を書いたことがある。操というのは一つの曲だが、果して私の詩が操になっていたか、どうかは分らない。「奥山で桐の木が成長し、大きくなって、川を流れ、里に下って、琴になって弾かれた」ということを、空想でロマンチックに作ったものである。このときは土井君の側は大いにほめてくれたが、上田君の派はあまり感心してくれなかった。たしか私の高等学校卒業の年で、上田・土井の両君は大学の三年のときであった。
一方では、西洋文学の翻訳などを聞くときは上田君のところへ行ったりして、要するに私は中間だったらしい。土井君のは詩吟に近いので、当時の高等学校の学生などには、大変人望があったものである。
頓阿の『草庵集』
日本の文学は不幸な歴史をもっていて、事実応用するような場合のない人にまで、「嗜み」