Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

Leggi 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 257.350 caratteri · 507 schermate

Aozora Bunko

という、画期的な著書が出版されたのが動機であった。戦後、安藤さんは日本やシナの古典をしらべて、延喜式の献物品の種目をたんねんにしらべた結果、赤米というものは、近年南京米などといっしょに入って来たようなものでなく、古くからあったという点を指摘されたのである。また安藤さんのお弟子格で兵庫農科大学の浜田秀男君という若い農学者が、大変熱心に研究を続けている。安藤さんは丹波の出身であるし、浜田君は篠山に住んでいる点から、この米の話は「神戸新聞」にまるっきり縁のないものではないと思っている。

安藤さんの本が出た時、東畑精一君のきもいりで、先生を囲んで石黒忠篤君や私が招かれて、目立たないお祝の会をやった。その折に小泉幸一君という信州出身の若い学者の世話で、「稲作史研究会」というものが作られた。農林省農業技術研究所の盛永俊太郎さんや他にも二、三人協力して、総合的に稲や稲作の歴史を明らかにしてゆこうとするもので、大変喜ばしいことである。米と日本人の関係という根本問題がまずはっきりしなければ、日本人の起源の問題はわからない。いまの高砂市の出身金沢庄三郎さんなどは、言語学者の立場から、インドゲルマン系の言語比較をし、たくさんの言葉を比べて、日本人と朝鮮人とは同系ではないかという説を出しておられる。