Classici giapponesi con furigana
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ぶんしちもとゆい
文七元結
三遊亭 円朝
Leggi 文七元結 (ぶんしちもとゆい) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.240 caratteri · 31 schermate
んだねまア、此の娘に不孝だよ」
長「えゝ……誠にどうも面目次第もごぜえやせん、そんな事と知らねえもんですからね、年頃にもなってやすから、ひょッと又悪い者が附いて意地でも附けて遠くへ往っちまったかと思って、嬶アも驚きやして、方々探して歩いた訳なんで、へえ、お久堪忍してくれ、誠に面目次第もねえ、汝にまでおれは苦労をさせて」
と云いさして涙を浮め、声を曇らし、
長「実は己アお内儀さんの前だが、汝に手を突いて謝るくれえ親の方が悪いんだが、汝の知ってる通り、此の暮は何うしても行立たねえ訳になっちまったんだけれども、たった一人の娘を女郎に売りたくもねえし、世間へ対しても済まねえ訳だ、又本意でもねえから、然んな事を為たくもねえが、何うでも斯うでも此の暮が行立たねえから、お久、親が手を突いて頼むが、何うかまア他家さまなら願え難いが、此方さまだから悪くもして下さるめえから、此方さまへ奉公して、二年か三年辛抱してくれゝば、汝の身の代だけは一旦借金の方せえ付けてしまえば、己がまたどんなにでも働えて、汝の処は何んとかするが、然うしてくれゝば己への良い意見だから、向後ふっつりもう賭博のばの字も断って、元々通り仕事を稼いで、直に汝の身受を為に来るから、それまで汝奉公してえてくれ」