Classici giapponesi con furigana
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ぶんしちもとゆい
文七元結
三遊亭 円朝
Leggi 文七元結 (ぶんしちもとゆい) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.240 caratteri · 31 schermate
六
者がバタ/\/\と下手の欄干の側へ参り、又片足を踏掛けて飛び込もうとする様子ゆえ、驚いて引返して抱き留め、
長「まア待ちなよ、待ちなてえに……それじゃア何うしても金が無けりゃア生きて居られねえのか、仕様がねえなア、さア己がこれを……だが何うか死なねえような工夫はねえかなア……じゃアまア仕方がねえ……困るなア」
男「お構いなく往らッして、御親切は解りましたから」
長「じゃア往くよ」
とバラ/\/\と往きに掛ったが、又飛び込もうとするから、
長「仕様がねえなア此の人は、冗談じゃアねえぜ、金が無くッちゃア何うしてもいけねえのか」
男「へえ、有難う存じますが」
とさめ/″\と泣き沈み、涙声で、
男「私だッて死に度はございませんけれども、よんどころない訳でございますから、何うぞお構いなく往らしって、もう宜しゅうございます」
長「お構いなくったって往けねえやな、仕方がねえ、じゃア己が此の金を遣ろう」
六
長「実は此処に百両持ってるが、これはお前のを奪ったんじゃアねえぜ、己は斯んな嬶の着物を着て歩く位の貧乏世帯の者が百両なんてえ大金を持ってる気遣はねえけれど、己に親孝行な娘が一人有っての、今年十七になる