Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ぶんしちもとゆい

文七元結

三遊亭 円朝

Leggi 文七元結 (ぶんしちもとゆい) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.240 caratteri · 31 schermate

Aozora Bunko

三

長「じゃアまアなんだ……直に後から往きますからお内儀さんへ宜しく」

藤「直に御同道しろと申しましたから」

長「直にったって何んですから、直に後から参ります、左様なら宜しく」

かね「何んだよお前、御親切に知らせて下すったのに何故直に往かないんだよ」

長「なぜったって此の形じゃア往かれねえ……手前のを貸しねえ」

かね「いやだよ私の着物がありゃアしないよ」

長「手前は宅に居るんだからこの半纒を着て居やアな」

かね「そんなものを着ては居られません、お尻がまるで出てしまうよ」

長「湯巻を締めてりゃア知れないよ」

かね「人が来ても挨拶が出来ないよ」

長「面と向って話をして、後へ退る時に立てなければ後びっしゃりをすればいゝ」

かね「おふざけでないよ」

長「そんな事を云わねえで貸しな」

と無理やりに女房の着物を引剥いでこれを着て出掛けました。

三

左官の長兵衞は、吉原土手から大門を這入りまして、京町一丁目の角海老楼の前まで来たが、馴染の家でも少し極りが悪く、敷居が高いから怯えながら這入って参り、窮屈そうに固まって隅の方へ坐ってお辞義をして、

長「お内儀さん、誠に大御無沙汰をして極りがわるくって、何んだか何うもね……先刻藤助どんにも然う申しやした