Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぶんしちもとゆい

文七元結

三遊亭 円朝

Leggi 文七元結 (ぶんしちもとゆい) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.240 caratteri · 31 schermate

Aozora Bunko

八

ッて」

主「何んだ馬鹿ア云って……コーと角海老というのは女郎屋さんだ、其処へ往ってお久さんという十七になる娘が身を売ったかと聞けば、それから知れるが、私は頓と吉原へ往った事がないのだ、斯ういう時には誠に困る、店のものも余り堅いのは斯ういう時に困るな、吉原へは皆な往った事がないからのう、平助どんなぞも堅いから吉原は知るまい」

平「エヽ角海老てえ女郎屋は京町の角店で立派なもんです」

主「お前吉原へ往ったのかえ」

平「此間三人で…イエ何にソノ」

主「ごまかして時々出掛けるね、併し今夜は小言を云いません、夜更の事だから、向後たしなみませんといけませんよ」

と別に小言もなく引けました。

八

翌朝主人は番頭を呼んで何かコソ/\話を致しましたが、やがて番頭の平助は何れへか飛んで往き、暫く経って帰って来まして、またコソ/\話をしましたが、解ったと見えまして、

主人「羽織を出してくんナ……文七や供だよ」

文「ヘエ」

と文七が包を持って旦那の後へ随いて観音様へ参詣を致し、彼れから吾妻橋へ掛りました時に文七は「あゝ昨夜此処ン処で飛び込もうとしたかと思うと悚然とするね」