Classici giapponesi con furigana
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かわ
牛をつないだ椿の木
Leggi 牛をつないだ椿の木 (かわ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 75.647 caratteri · 155 schermate
草をふんで立つと、ひえのために、足のうらがしびれているのが、よくわかる。すぐ手ぬぐいで足から腰をふいて、パンツとズボンをはいた。からだがふるえているから、ズボンをはくときよろけていって、やはりズボンをはいている徳一君にぶつかった。
まだ兵太郎君は、川の中にはいっている。もう勝ちはかれにきまったのだから、なにも、やせがまんしているわけはないのだが、とくいなところをひとに見せたいのだろう。こういう点が、ほらふきの兵太郎君のばかなところであると、久助君は思って見ていた。兵太郎君は平気をよそおって、南の方をむいて立っていた。
負けたふたりはからかいたくなって、上から、
「がんばれッ、がんばれッ、兵タン」
と、声援した。音次郎君も、どういうつもりかそれに声をあわせた。
「かき、たべてしまおかよ」
と徳一君が、いたずらっぽい目を光らせながらささやいたとき、久助君は、そいつは兵太郎君がかわいそうだという気持ちと、そいつはおもしろいという気持ちがいっしょに動いた。兵太郎君をおこらせるのは、とてもおもしろいということを、これまでの経験で、みなよく知っているのである。
川の中の兵太郎君が、聞きつけて、