Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 229.387 caratteri · 453 schermate
十月二十三日
文学というものは、永い過去に於て所謂こころの姿に我から惚れているところがあるから、特にこの点は弱いと思う。
人間及び作家として、ある直感的な力をもっていること、それに従ってゆく力をももっていることは、自分としてありがたい一つのことだと思いますが、幸にして、そういう自然発生的なもちものの限界や、健康な内容づけの方向や方法やを知ることが出来るのは一層の幸福であり、生き甲斐であり、冥加と思う。
きょうから生活が又軌道にのりますから、読んだり書いたり、愉しく勤勉にやってゆきます。人間の性格というもの、それへの関係について考えたことがある。でもそれは次の手紙で。日光が出て来た。あした行ける。うれしいと思います。
〔欄外に〕
◎本のこと。『経済学全集』の第五十二は「本邦社会統計論」。五十四は「日本経済統計図表(補)」です。
十月二十三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十月二十三日 第六十三信
二十一日づけのお手紙、ありがとう。菊は十八日についたのですってね。十六日の土曜日にあげたくて、金曜日にその手つづきをしておいたのでしたが。いかが? 奇麗ですかしら。