Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 229.387 caratteri · 453 schermate
十一月二十一日
17 七時 六・五 午後から床の中 六・四
18 六時四十分 六・五 九時四十分 六・五
19 六時半 六・四 十時十分 六・四
20 七時 六・五 十時半 六・五
十六日を中心として本月は熱を出しませんでした。段々いいこと。
この頃はこの仕事も大した苦労でなし。
十一月二十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十一月二十一日 第七十三信
さっき手紙を書いたのだけれども、急に大変話しがしたくなりました。夕飯をすまして又二階へ来て栄さんの小説をよみかけているのですが。
御飯のときひさと喋っていて、この家にはともかく来年で足かけ三年暮したとか、あなたにお正月の着物を仕度するとか、そんなこと云っていたからかしら。私たちの御秘蔵の大島をおきせしようか、それともあれは春までおいて、別に一組こしらえようか、そんなことを考えているの。久しく新しい着物もあげないから、一つ新しいのを見せてあげようか。