Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 229.387 caratteri · 453 schermate
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四十年間の協働。稀有なるめぐり合わせ。又それを可能ならしめた歴史のその時代。地理的事情。自身を素敵な第一ヴァイオリニストに対して幸福な第二ヴァイオリニストと認め得る、そのような喜び。
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私には実に興味つきぬ点がある。それは、こういう偉い人にでも時代の影はさしていると思われる点。例えば「今日真なりと認められているものは偽りの方面を包蔵していて、この方面が後日現れて来ると同様に、今日偽りと認められているものにも矢張り真の方面をもっていて、その方面のおかげで以前には真なりとして通用することが出来たのであること、必然事であると主張されているものは、純粋の偶然事で組立てられたものであって、偶然事と見えるものは必然事を包蔵する容器であること」という表現で、哲学上の対立(動かしがたいもの)とされていた対立を説明しているところを、わたし達の時代は、更にもっと動的な相互作用に於て「単に相対的な」もの以上のものとして把握し得るだけの進歩に恵まれている。ありがたいことだと思う。
だが、この本を訳したひとは、人間の或瞬間に、全く自分の卑俗な便宜で、きっとこういうところを全く死枯させて自身の身のふりかたに役立てようとしたのでしょうね。