Classici giapponesi con furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(三)酒屋火事
野村 胡堂
Leggi 銭形平次捕物控(三)酒屋火事 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 146.725 caratteri · 298 schermate
――それが罠とは気がつかなかったろう」
「太い野郎だね、親分」
「ちょっと類のない悪党だよ。放火に出かける前に、岡っ引の家へ初七日の配り物をさせて、小僧に俺の居るのを見届けさせたのは芸が細かい」
「だがな八、イヤなことばかりじゃないよ。お蔭で千両箱の化物のような聟が引っ込んで、仲吉とお町は一緒になれるし、三十年来の市五郎と安右衛門の仲違いも、この辺で幕だろう。――こうなると、貧乏も悪くないと思うだろうよ」
悪者一人火刑にしても、平次には慰むるところがあったのです。