후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんどくこう
単独行
加藤 文太郎
加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면
単独行について
そしてもうすぐ私が見舞いにやってくるだろうと、私の兄がなぐさめても父は待ちくたびれたのか、会社の方が忙しいということだからもう帰ってこなくともよいと言っていたそうだが、間もなくものもいえなくなってしまった。
私が取るものも取りあえず、あわてて駆けつけたときはもう父には意識がなかった。そして祭の太鼓の音がだんだん遠くなり、人通りも少なくなってきたころ、とうとう父はこの世を去ってしまった。私は父に聞いてもらおうと思ってたくさんの言葉をもって帰ったが、ああそれはどこへもって行けばよかったでしょう。
(一九三四・一〇)
単独行について
今ここに単独行について書くところのものは私一個人の考察であり、何ら他の単独行者より得たものではなく、多くの独断をまぬがれないと思うが、ともに山へ登るものである以上、ある程度までは共通性をもっているものと信じてうたがわない。
わが国にも多くの単独行者を見いだすが、大部分はワンダラーの範囲を出でず、外国のアラインゲンガーの如く、落石や雪崩の危険のため今まで人の省みなかったところを好んで登路とし、決して先人の後塵を拝せず、敢然第一線に立って在来不能とされていたコースをつぎつぎとたどる勇敢な単独登攀者(水野氏著岩登り術)とは似ても似つかぬほどの差があるであろう。