일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんどくこう

単独行

加藤 文太郎

加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면

아오조라 문고

初めて錯覚を経験したときのこと

幸い吹雪はあまりひどくなかったし、スキー等邪魔になるものはもちろん、ルックザックの内容は一貫目もなかったから無事に槍肩へたどりつくことができた。槍肩への斜面は足元の雪が板状になって崩れ落ちるので非常に不愉快だった。小屋に着いた頃は吹雪もひどくなったので、早過ぎると思ったが泊ることにした。小屋はとても完全で、雪等少しも入っていないし、東側の窓のところにスコップが置いてあるので、そこを掘れば楽に入ることができる。こんなよい小屋はあまり他にはないと思った。(一九三二・一二)

初めて錯覚を経験したときのこと

それは昭和七年三月二十、二十一日の連休を利用して、但馬と因幡の国境につらなる氷ノ山―扇ノ山の尾根を縦走中、吹雪のためにあやうく凍死せんとしたときのことであった。

氷ノ山の麓で、大久保村へ泊る山友達B・K・Vの人々と別れたのは十九日午後十一時半過ぎだった。その頃はもう雪がちらつき出していて、氷ノ山越えの道は一層淋しかった。急な登りになる手前の杉林の中で、風と雪をさけながらスキーに張りシールを張る。張りシールを張るのは初めてなので相当苦心をした。川を渡って夏道通りに登り、八四〇メートルくらいの杉林の中にある地蔵堂に着いたのは、翌午前三時頃だった。