일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんどくこう

単独行

加藤 文太郎

加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면

아오조라 문고

そこで御嶽の前山(岡山県の山)大海へ、熊笹からスズ竹へとラッセルして行きます。なかなかひどい竹で一時間五町も進めません。ところどころ雪も残っています。尾根へ登って南へ縦走して行きますと一尺くらいの小さい竹と草が生えているだけの素敵なところへ出ました。ここは大海の肩です。北の方に兵庫槍が残雪に蔽われて真白に見えます。右に乗鞍が、左に鳥取県の東山や沖ノ山が聳えてなかなか深山的な眺望です。大海の頂上へ登りました。頂上には古い杭が打ってあります。私はそこらの草を急いで除けてみました。オオそこには一二八〇メートル七の三角点が三十年も風雨に曝されて落葉の下に眠っていたのです。そして今私の手によって数年ぶりにお陽様に照らされ嬉しそうにしているではありませんか。私は万歳を三唱しました。そして神戸山岳会員加藤文太郎と書いた小さい杭を打込みました。大海の南の尾根は遠く延びて兵庫御嶽へつづいています。また私はこの尾根のスズ竹の中へ入って行きます。二間くらいもある竹が隙間なしに生えているのですから方角はわからぬし、ラッセルするのに大変力がいり腕も足も非常に疲れます。ところどころ大きな木も生えています。