후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
王覇の別、華夷の弁に至りては、藤田は一種の水戸的執迷を脱する能わざりき。彼は無謀の攘夷家にあらず、彼はその作用余り多きに苦しみたりき。然れども三歳児の偏僻は、三十歳の壮年の偏僻なり。宇内の大勢に至りては、横井は世界的眼孔を以てこれを悟り、佐久間は日本的眼孔を以てこれを察し、藤田に至りては、水戸的眼孔を以て、僅かにこれを覗いたるのみ。
水戸学は一種の回教なり。彼らは左手に聖経を携え、右手に剣を提げ、以て勧化せんと欲す。彼らが天下の人士を勧化する、あたかも酒を人に強いるが如し、酔えば怯者も勇夫となる。然れども彼らは自から裁する所以を知らざるを如何ん。蓋し理を主とせずして気を主とするもの、実にかくの如くそれ恐るべきものあるなり。藤田固より無謀の攘夷家にあらず、彼は攘夷の決心を以て、二百五十年来腐敗したる人心を鞭撻し、一旦国家を逆境に擠し、以てその復活を計らんと欲したり。かくの如くにして和す、和吾において栄あり、かくの如くにして戦う、戦吾において損なし。彼は実にかかる大権謀を以て、自から「宝刀染め難し洋夷の血」を疾呼せり。彼は実に自から酔えるを粧うて、世を酔わしめんと欲したり。