일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よあけまえ

夜明け前

島崎 藤村

島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면

아오조라 문고

裏庭から母屋の方へ引き返して行くと、店座敷のわきの板の間から、機を織る筬の音が聞こえて来ている。

寿平次の家も妻籠の御城山のように古い。土地の言い伝えにも毎月三八の日には村市が立ったという昔の時代から続いて来ている青山の家だ。この家にふさわしいものの一つは、今のおばあさん(寿平次兄妹の祖母)が嫁に来る前からあったというほど古めかしく錆び黒ずんだ機の道具だ。深い窓に住むほど女らしいとされていたころのことで、お里やお民はその機の置いてあるところに集まって、近づいて来る御通行のおうわさをしたり、十四代将軍(徳川家茂)の御台所として降嫁せらるるという和宮様はどんな美しいかただろうなぞと語り合ったりしているところだった。

いくらかでも街道の閑な時を見て、手仕事を楽しもうとするこの女たちの世界は、寿平次の目にも楽しかった。織り手のお里は機に腰掛けている。お民はそのそばにいて同い年齢の嫂がすることを見ている。周囲には、小娘のお粂も母親のお民に連れられて馬籠の方から来ていて、手鞠の遊びなぞに余念もない。おばあさんはおばあさんで、すこしもじっとしていられないというふうで、あれもこしらえてお民に食わせたい、これも食わせたいと言いながら、何かにつけて孫が里帰りの日を楽しく送らせようとしている。