후리가나로 읽는 일본 고전
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たんていやわ
探偵夜話
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 探偵夜話(たんていやわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,363자 · 277화면
の仲柱へ地より三尺ほど上げて御張りおき下さるべく候、今晩深更におよび、猶又まかり越し候て、受納いたすべく候
さて又拙者事、なにがしが門人にて、年来剣術柔術等修行いたし、松浦流と申す一流をたて候へども、諺にいふ生兵法大疵のもとにて、先年修行のために諸国を経めぐり候節、信州に於て思はずも不覚をとり侯ことなど有之候、さりながら右体の御恩にあづかり候儀に候へば、謝礼の為に素人衆にても時の間にあひ、災難をのがれ候こころ得を伝授いたすべく候、別紙をつねづねよく御覧なされ候て、御工夫なされ候へば、夜中往来などの時、災難をのがれ易く候、云々
その文言は非常に丁寧にしたためてあって、別紙には十箇条ほどの「やわら伝授の目録」というものが添えてあった。その伝授は、たとえば往来で喧嘩をしかけられ、又は酔狂人などに出逢って、よんどころない羽目に陥ったときに、こうこうして相手の腕を取れとか、こうこうして相手の肩をうてば気絶するとかいうようなことを多く書きあつめて、素人にもわかり易く、いかにも柔術免許のような書きぶりで、奥には和泉屋市兵衛殿と記し、松浦弥左衛門という我が名を大きく書いて、書判も据えてあった。