후리가나로 읽는 일본 고전
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たんていやわ
探偵夜話
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 探偵夜話(たんていやわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,363자 · 277화면
二
女の児は石の上でいつまでもこっちを睨むように見送っていました。川をつたってゆくと、芒の茂っている山路は再び上り坂になりました。
二
三津子さんの家へたどり着いたのは、もう日の暮れた頃でした。車夫を帰して、三津子さんに案内されて奥へ通ると、家は四間ばかりの小さい建物でしたが、家具などは案外に整頓していました。見おぼえのある三津子さんのピアノも座敷に据えてありました。こんなものをここまで運搬して来るのはずいぶん大変であったろうとわたくしは思いやりました。しかし三津子さん夫婦にとっては、この楽器が毎日どんなに大きい慰藉をあたえているか判るまいとも思いました。
うしろの森へはいって、何かの仕事をしていた三津子さんのお連合い――前にも申した林学士の関井さんでございます――がやがて帰って来ました。関井さんはたしか卅一だと聞いていますが、これも一年あまりお目にかからないうちに、なんだか急に老けたようにも思われました。去年の夏、東京で新婚の御披露のあった時に、わたくしも御招待をうけて、関井さんにはお目にかかったことがあります。出発の時にも停車場までお見送りに行きました。