후리가나로 읽는 일본 고전
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たんていやわ
探偵夜話
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 探偵夜話(たんていやわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,363자 · 277화면
「よし、そんなら今夜はおとなしく帰れ。わたしがお前の代りにきっと仇を取ってやる。さあ、来い。」
無理に与助を引っ立てて帰って、留守の人に注意をあたえて引き渡しました。それからすぐに例の榎の立っている家について内偵しますと、それは五兵衛という六十ぐらいの百姓で、惣領のむすめは宇都宮の方に縁付いていて、長男は白河の町に奉公している。次男は町の停車場に勤めている。自宅は夫婦と末の娘と、三人暮らしで格別の不自由もないらしいが、五兵衛は博奕という道楽があるので、近所の評判はあまりよろしくない。しかしこれだけのことで、かれを直ちに相原家の兇行犯人と認めるのは証拠がなにぶんにも薄弱です。証人の与助は低能児で、詳しいことを取り調べる便宜がありません。そこでわたくしは、村の老人どもに就いて、さらに彼の素行その他を調査すると、偶然にこういう事実を発見しました。
五兵衛には宇都宮に縁付いている惣領娘のほかに、おげんという妹娘があって、それは別に美人というほどの女でもなかったのですが、堅気の百姓の家の娘としては、幾分か身綺麗にしていたそうです。もちろん身綺麗にしているだけならば別に議論もないのですが、それが二十歳を越しても廿五を過ぎても何処へも縁付く様子もなく、ただ身綺麗にしてぶらぶら遊んでいるので、近所では当然不思議の眼をそばだて