일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんていやわ

探偵夜話

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 探偵夜話(たんていやわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,363자 · 277화면

아오조라 문고

でした。三津子さんのお連合いは林学士で、ある地方の小林区署長を勤めていらっしゃるのでございます。その官舎はなんでも山の中の寂しいところで、近所に人家などは一軒もないような、寂しいのを通り越してなんだか物凄いようなところだと聞いていました。しかしわたくしはこの通り陰気な質で、賑かなところへ出るのは大嫌い、寂しいところならば大抵は我慢の出来る方ですから、その寂しいということはさのみに恐れもしませんでした。そんなところならば、夏は定めて涼しいに相違あるまい。もう一つには、多年仲よく御交際をしていた三津子さんが、そんな山の中でどんな新家庭を作っているかということにも一種の興味――と申しては、ちっと穏当でございませんが、まあどんな様子か、一度は見て置きたいような心持にもなったので、とうとう思い切ってこの夏はおたずね申しますという返事を出しますと、三津子さんの方からまた折り返して手紙が来て、それではかならず訪ねてくれ、お目にかかって是非お話し申したいこともあるからということでしたから、わたくしも母や兄の許可をうけて、七月の末になったらばきっと行くことに約束してしまいました。