일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんせい

新生

島崎 藤村

島崎 藤村의 新生(しんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,815자 · 663화면

아오조라 문고

彼はそう思った。成程、兄の非難することは以前の自分にも赦しがたい罪悪と考えられた。それはまたこの世に成就しがたいことでもある。しかし自己に顧みて疚しくないところまで行ったものであったら、仮令この世に成就しがたいことでも、一概にそれを罪悪とは考えられないと。これほど岸本は兄と意見が違うばかりでなく、以前の自分とも違って来た。彼は唯黙ってこの手紙を受けて置いた。懺悔の内容そのものが彼には答の一切であった。

義雄は一方に岸本を絶交し、一方には節子に結婚を勧めようとした。そのことを岸本は節子からの手紙で読んだ。節子は岸本に宛てて書いた中に、別に父に与えた手紙をも同封してよこした。その二通の手紙にざっと眼を通して見た後で、岸本は彼女が父に与えたという方を読返して見た。

「先日の御説確かに拝聴仕り候。父上の論法より推す時は、あるいはそこに到着するやも計られず候。されど、百万遍の迷い言何の益なけれど聞いてつかわすべしとの仰せを幸、おのが心事を偽らず飾らず唯有りのままに申し上ぐべく候。

――先ず申上げたきは親子の間に候。親の命に服従せざるごときは人間ならずとは仰せられ候えども、そは余りに親権の過大視には候わずや。