일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんせい

新生

島崎 藤村

島崎 藤村의 新生(しんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,815자 · 663화면

아오조라 문고

岸本はそろそろ引越の支度をしながら民助兄を待っていた。午後から兄が尋ねて来た頃は何時の間にか雨も通過ぎた後であった。前の年に一度、民助は台湾の方から上京して久しぶりで弟と顔を合せたことがあった。その兄も、岸本が仏蘭西の旅に上ろうとした当時神戸の旅館で偶然落合って別離の酒を酌みかわした頃の兄も、殆んど変りのないほどの人であった。今度逢って見ると、相変らず民助は身体のよく動く人で、台湾土産のバナナの菓子や羊羹を提げて来て子供等の悦ぶ顔を見ようとする人で、種々な事業上の話から台湾の方に嫂と二人住む家の庭の熱帯植物の特色などまで物静かに語り聞かせるような人ではあったが、しかし岸本は今まで合せたことの無いような顔を合せた。節子の話が出るまでは、岸本は沈着かなかった。

百三十三

岸本は半日民助兄と話し暮した。久しぶりで酒を取寄せ、夕飯を出す頃になっても、未だ節子の話は出なかった。子供等は台湾の伯父さんと一緒に食事することをめずらしがるばかりでなく、土産にと言って民助のくれた椰子の実の菓子鉢などを見るにつけても熱い地方のことを子供心に聞きたがるという風で、食後まで伯父さんの側を離れようとはしなかった。