일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

を目指すこととなった。官軍の追撃急であり、若しこの一戦に破れれば、熊本包囲の事も水泡に帰するので薩軍は余軍のうち二千余をもって衝背軍に当り、八百余をして熊本城を攻め、其余の兵力は悉くこの守線に動員した。田原坂は特に私学校の精鋭をして守らしめた。薩将また各自に守る処を決し、桐野は山鹿方面を、篠原は田原方面を、村田及熊本隊は木留方面に陣した。野出、太田尾、三ノ嶽、耳取の天険は遙かに田原、山鹿に連絡して、長蛇の横わる如き堅陣は、容易に破り難く見えた。戦備を了った官軍は、月が変って三月三日、行動を起した。野津少将は高瀬の第一、第二両旅団をして予定の行軍を起さしめた。本軍が安楽寺村に達すると、稲佐村附近の丘陵に拠った薩軍は猛烈に砲撃した。薩軍は屡々間道から奇兵を出して襲撃したので、官軍は損傷を受けることが多かったが、官軍もさるもの、間道の迂回線に多くの兵を割いて四方から攻撃したので、この塁も陥り、ついに木葉を占領し、更に境木を攻略するに至った。この様な山間の戦闘では、間道から敵の側面背面を、急襲するのが有利である。別軍も伊倉を経て吉次越にさしかかると、待ち構えた薩軍は、峠の麓の立岩に在って砲火を開いた。