일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶそうせるしがい

武装せる市街

黒島 伝治

黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면

아오조라 문고

金は銀が五百元あった。それから通らない、紙幣が三千五百元あった。

中津は、なお千円ほど工面をしなければならなかった。

同宿の山崎は、頻りに、この暴動を思い止まらせようとするのだった。けちくさい男だ。中津にはそれが、金を貸すのが嫌いだからとめていると取れた。それは急所を突いていた。そして、彼はとめられればとめられるほど、依怙地になった。

「よさないか、おい、そんなことは……」と、山崎は云った。「郷票をかっぱらうんなら、まだ分るが、鐚一文もない軟派の娘をかっぱらってどうするんだい。ええ、冗談じゃないぜ。」

「黙ってい玉え!」中津は、時刻が迫れば迫るほど、動揺をかくして、糞落ちつきに落ちついていることを示そうとした。

「君が、芯からそんなに熱心なら、なにも、かっぱらわなくたって、結婚を申し込めばいいじゃないか。野蛮な暴力的なことをやらなくたって、正式に娘を貰えばいいじゃないか、それなら俺れだって賛成だ。」

「馬鹿云い玉え!」と中津は笑った。「張大人だって、北京の東安市場へ行く途中で、ちょっと見た別嬪を早速、自動車へかっぱらって、タイタイとしちゃったじゃないか、俺等にゃ結婚申込なんて、お上品なやり口は、性に合わねえんだ。