후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶそうせるしがい
武装せる市街
黒島 伝治
黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면
一二
暫くしてすゞは窓をあけに立った。と、緊張した足どりで、兄の枕頭へかえってきた。
「また、たアくさん、領事館から来ているよ。」
彼女の声には、真剣さがあった。そして、どっかへ身をかくしてしまい度そうだった。幹太郎は、はね起きた。
周囲は、厳重に領事館警察署員等に依って取りまかれていた。
家の中は、ゴミ箱をごったかえすように、掻きまわされた。
今度は、主人の竹三郎が封印をするばかりにした「快上快」の一と箱と、乳鉢、天秤等と共に、引っぱって行かれてしまった。
間もなく、中津は、張宗昌のいる宿州へ向って出発した。
戦線のひっぱくは、彼をして内部に思いなやんでいることを打ちあけるひまを与えなかった。
彼は、夜行の汽車で出発した。
一二
日没後、なお、一と時は、物が白く明るく見える、生暖い晩だ。
昼の雑鬧と黄色い灰のようなほこりはよう/\おさまった。
無数にうろついていた乞食の群れが闇に姿を消した。※子の家と家との間では、耳輪をチラ/\させた女が、奇怪な微笑を始めだした。
山崎は、その家と家の間から出てきた。彼は、いつもの黒い支那服と違って、鼠色の、S大学の学生服を着こんでいた。