후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶそうせるしがい
武装せる市街
黒島 伝治
黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면
一〇
中国人が、治外法権、領事裁判の撤廃を絶叫するのは、こんなところから原因していた。
女と百姓を取りまいている群集は、中津に注意された兵士達に依って追っぱらわれてしまった。女は、墓地へかつがれて行く夫の屍体のあとにつづいた。彼女は、三番目の俥に積んできた棺に、夫の屍体をおさめることを頼んだが、地方に容れられなかった。
「さあ、発車だ! 発車だ! おそくなっちゃった。」
見物にまぎれこんでいた機関手は、その時、ほっと吐息をするように、彼を待っている汽車の方へ馳け出した。発車時刻は、もう一時間もすぎていた。
一〇
領事館と支那官憲の疑問の眼が竹三郎の身辺に光っていた。
銃を持ち、剣をさげた第七区警察署の巡警は、歩哨のように、アカシヤの並木道の辻に立って、彼の裏門に出入する人間を見張っていた。夜間の、闇にまぎれて、こっそりと麻酔薬を買いに来る人間を見張っているのだ。
ふと、俊は、それに注意をひかれた。彼女は、よち/\の一郎の手を引いて、石畳の上を隣の馬貫之の家から出てきていた。
「あれは、何故、あんなところに立ってるんでしょう?」俊は、巡警の方へ、頸を長くして、馬貫之の細君にたずねた。