후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
南天の株本を踏み堅めると、なかなか地下茎が伸び出ないが軟らな土質だとよくそれが発生する。そして南天が繁殖するのである。すなわち南天は勿論果実でも繁殖するが、また地下茎すなわち地中枝でも繁殖する二様の繁殖法を持っていることが知られる。
上に書いたように、南天の幹には新旧多くの腋芽を持っておる事と地下茎を有している事とは、前にも述べたように、これまでの多くの書物には書いてない新事実で、これは全く私の新発見であると自慢してもよかろう。知れきった普通の南天でも綿密に注意し観察すれば、従来まだ学界に知られていないこのような新事実が見つかるから、科学するには何んでも細心綿密な観察が必要である事はいうまでもない。
南天は日本と支那との原産灌木で、支那名は南天燭、一名は南天竹である。日本名となっているナンテンすなわち南天はこの支那名から導かれたものだ。南天はわが国の暖国には山林地に自生がある。学名は Nandina domestica Thunb. で、そのナンデイナは南天に基づいた名、ドメスチカは人家の庭に植え養われてあるからいう。ヘビノボラズ科に属し一属一種である〔現在はメギ科に分類される〕。