일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

このガーデン風にちょっと手を入れてあるところに、千島などと同じような高山植物が、可憐な白い小さな花をつけている。その外には、牧草風な雑草が少しあるくらいで、一面に荒れ果てた土地である。霧雨に濡れて寒いので、直ぐ部屋の中へはいる。

一時半出発。僅か三十分くらいのうちに、もう外は薄明りとなり、東の空が白んでいる。時計の針を三時間進めて四時半にする。もう大分東へきたという気がした。

機は急速に高度をとって、どんどん昇って行く。そして六千フィートくらいのところで、やっと霧の上に出る。そしてまた落着いた静かな飛行にうつる。アリューシャンの島々は、一面にこの霧の下に埋めつくされ、相変らず平坦な霧頂の上の飛行をつづける。セミア島の画面をカットすれば、前どおりの景色の連続である。しかし空はだんだんと白んでくる。

いつの間にか寝込んでしまったが、ふと眼を覚ますと、茶褐色の平らな土地の上を飛んでいる。空はよく晴れ、白いちぎれ雲が、点々と下を流れている。アラスカの本土からずっと西へ伸び出ているアラスカ半島の上を飛んでいるのである。初めて見るアラスカの土地は、予想どおりに、人界を遠く離れた景色である。