일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

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N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

それでこの研究は、もっと大仕掛な無線通信の障害防除に関する全米的な研究の一部としてなされている。この研究と限らず、ノーケ博士の放送電波の受信障害に関する研究にしても、その特徴は、全米国内の各地で、いろいろの学者が同一の問題について、協同研究をしている点にある。科学が実際に役に立つためには、この協同研究が絶対に必要である。アメリカの科学が近年急速にその実を結びつつあるのは、一つはこの協同の精神にある。

気象学者はヤーク教授ただ一人である。その研究も、やはり無線通信と関係している。波長数センチの超短波の通信が、気象状態によってどう妨害されるかという問題を研究していた。この問題では、上空の低温における湿度の測定が一番の難関である。低温における湿度の測定は、一時はダンモア型の電気湿度計で、問題が解決したように思われていた。しかしああいう間接的な方法では、やはり最後のところできめ手にはならない。けっきょく光電管でも使った露点法が、一番いいのではないかという話になった。この低温における湿度測定の問題は、あまり大仕掛の設備も要らず、しかも気象学の根本問題に寄与する問題である。