후리가나로 읽는 일본 고전
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けんのよんくんし
剣の四君子・日本名婦伝
吉川 英治
吉川 英治의 剣の四君子・日本名婦伝(けんのよんくんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 150,635자 · 306화면
六
決して人を蔑むことをさせないものを常にもって、やがて町のどこかへ曲がって行った。
三
四、五日すると、町にはうわさが伝わった。
どこで聞いて来たか、小野家の若党も、典膳をつかまえて、こんな世間ばなしを、おかしそうに喋舌っていた。
「御家中の、地摺の青眼どのが、龍王寺に泊っている武芸者を訪ねて、問答をしたことをお聞きになりましたか」
「龍王寺に滞在中の二人というのは、一体何者だね」
「ひとりは伊藤一刀斎、供の者は、善鬼とかいう弟子だそうです。――その一刀斎へ、地摺の青眼どのが、問われたことには、それがし、師匠よりかつて、地摺の青眼という秘太刀を習い、年来研磨して、天下に敵無き自信を持ち得るにいたった。聞くならくあなたは一刀流の達人とか。それがしの地摺の青眼を止める御工夫があるやいなや。あるならば見せていただきたい。――と、あの人のことですから肩肱張ってこう問いつめたものらしいのです」
「なるほど」
「すると、相手の一刀斎は、言下に。――よく世間の武芸者のうちに、地摺の青眼などということを口にするのを聞くが、そんな構えは何流にもありようはない。児戯にひとしいと、笑っていたそうです。