후리가나로 읽는 일본 고전
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たんどくこう
単独行
加藤 文太郎
加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면
今日はいい天気になって、大喰岳がモルゲン・ロートに燃えている。法政の人に針と糸を貰ってルックザックを縫い、不要の物は小屋に置いて、その人達と一緒に一ノ俣を出発する。横尾の出合までは二月よりズッと悪くなっている。法政のパーティは上高地へ下る。横尾谷は川床伝いに登る。屏風岩から塵雪崩が盛んに落ちて、昨日の新雪は黒い岩に変ってしまう。唐沢谷には北穂高の東尾根から相当雪崩が出ている。二六〇〇メートルくらいまで登ってからアイゼンに変える。脛まで潜るところもあるが雪崩の跡を伝って肩へ登った。寒い風が吹いている。奥穂の岩場のちょっとしたところが登れなかったので、唐沢岳へ登ってみる。浅間、八ヶ岳、南の山等がアーベント・グリューエンに燃えていて嬉しかった。帰りは雪がパンパンになっていて横辷りに悩む。横尾の岩小屋に八高出身の桑田氏がいたので泊めてもらう。
四月二日 曇 岩小屋四・三〇 穂高小屋一一・三〇 奥穂の頂一・三〇 一ノ俣七・〇〇
桑田氏が奥穂へ登るというので連れて行ってもらう。奥穂の岩場でちょっと参ったが、同氏の切ったステップを辿ってやっと登った。こうして随分苦しんだので奥穂高岳の頂上に立ったときは、霧で眺望はきかなかったが、とても嬉しかった。