후리가나로 읽는 일본 고전
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たんどくこう
単独行
加藤 文太郎
加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면
白馬岳
下りも僕は随分ブレーキになって桑田氏にはお気の毒だった。岩小屋に帰ってからも大変御馳走になった。一ノ俣の小屋はこの日僕一人を待っていてくれた。
四月三日 快晴 一ノ俣五・三〇 徳本峠一〇・三〇 島々三・三〇
とてもいい天気だ。徳本を越すには惜しい日だが、仕方がない。山に登ることが仕事ではないのだから。徳本はスキーをぬいで人の歩いた跡を伝う。岩魚止より下は雪がなかった。
白馬岳
四月二八日 晴 四谷八・二〇 白馬尻一二・一〇 白馬頂上四・三五 白馬尻六・〇〇 猿倉七・〇〇
二俣には発電所ができるらしく、工事の人がたくさんいる。その水の取入口が猿倉の少し下にあるので、途中までいい道がある。一〇〇〇メートルくらいからスキーを履き、一三〇〇メートルくらいまで登ってから、雪が堅いのでスキーその他不要のものをブナの木の根に置いて行く。川から離れて左側を相当高廻りする。白馬尻には大きな雪崩の跡がある。二日前に降った雪が両側の急な谷から、今、底雪崩を起している。大雪渓は思ったより広く傾斜も緩い。今朝猿倉から登った大学のパーティが痛快に辷って下りてくる。僕はマッチを忘れてきたので、先頭の人に話して一つ貰う。