일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんどくこう

単独行

加藤 文太郎

加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면

아오조라 문고

午前六時頃小渋湯を出発し、板屋谷を横切り高山の中腹を巻いて次の谷の土崩まできたが、この川を渡って向うの山へ取付く道がわからない。そこでこの川をまっすぐに下ることにした。後には道は土崩の上を通って向うの山から広河原へ下るのだと聞いた。この川は小渋本流に出合うところで、二つの大きな滝となっている、上の滝は二百尺くらいもあろうと思われる。この滝の右側の尾根を下り滝の下を横切って下の滝の左側を下って河原に下りたが、本流はこんな上流でも徒渉はできそうにない。仕方がないから、絶壁をよじ登っては河原へ下り、また絶壁を登っては河原へ下りの運動を数十回もやった。こうしてやっと広河原に着いたのは午後五時頃で、大変予定が狂い実に残念だが、疲れ果ててしまったので、広河原の小屋へ泊ることにした。幸いにもちょうど私が小屋へ着くと同時に、とても物凄い夕立が襲った。このときの雷はゴロゴロと一分間くらいつづいて鳴り、なかなか凄かった。だいぶ雨が漏ったが小屋のお陰で、びしょ濡れにならぬだけは拾いものであった。

十二日、山は霧がかかっている。午前六時小屋を出発して予定の尾根をまっすぐに登って行き、二六〇〇メートル辺から山を巻いて赤石岳と荒川岳の鞍部へ出で大聖寺平へ下って行く。