후리가나로 읽는 일본 고전
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しんせい
新生
島崎 藤村
島崎 藤村의 新生(しんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,815자 · 663화면
着物も自分で畳めば、鬚も自分で剃った。一週に一度の按摩は欠かすことの出来ないものであったが、それも無しに済んだ。彼はずっと昔の書生にもう一度帰って行った。自分と同年配の人を見ると同じ心持で、国から到来した茶でも入れて年下な岡を款待そうとしていた。
「僕なぞは君、極楽へ島流しになったようなものです」
と言いながら岸本は椅子を離れた。岸本が極楽と言ったは、学芸を重んずる国という意味を通わせたので。
「極楽へ島流しですか」
と岡も笑出した。
岸本は洗面台の横手にある窓の下へアルコオル・ランプと湯沸を取りに行った。それは何処かの画室の隅に転がっていたのを岡が探出して以前に持って来てくれたものであった。留学していた美術家の残して置いて行った形見であった。
「岡君、国から雑誌や新聞が来ましたよ。僕の子供のところからはお清書なぞを送ってよこしました」
「岸本さんは子供は幾人あるんですか」
「四人」
と岸本は言淀んだ。岡はそんなことに頓着なく、
「皆東京の方なんですか」
「いえ、二人だけ東京にいます。三番目のやつは郷里の姉の方に行ってますし、一番末の女の児は常陸の海岸の方へ預けてあります。