일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぶそうせるしがい

武装せる市街

黒島 伝治

黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면

아오조라 문고

内には、親にあいたい息子がいた。娘がいた。妻にあいたい夫がいた。夫にあいたい妻がいた。

外には、息子や夫の仕送りを待っている親や、妻がいた。

小山達は、会せた後の泣きごとを面倒がって、会せなかった。

さんぼろさげた工人達は、鉄条網の張られた白楊材置場へまわった。そこの僅かの一部分だけは、トタン塀が張られていなかった。

そこで、彼等は、金属的な、悲しげな声を出した。

工人達は、親の唸くような、叫ぶ声をきゝつけると、そっと、作業場を抜け出して、鉄条網のそばへしのびよった。

彼等は、鉄条網をへだてて、内密に、面会した。

しかし、息子は、親に与える金がなかった。夫は、妻に与える金がなかった。

それは悲痛な面会だった。

幹太郎はこういう者たちから、給料をくれるように話してくれとせがまれた。

「猪川さん。」王洪吉は、おず/\と、浸点を見ている幹太郎のそばへ近よった。気の弱い、勤勉な工人の一人だ。

「何だね?」

「猪川さん。」

「何だね?」幹太郎は早く云えというような顔をした。

「猪川さん。……あのう、月給を半分だけでも渡して貰えるように、あんたから、小山さんに頼んで呉れませんか。