후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶそうせるしがい
武装せる市街
黒島 伝治
黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면
腐った奴等に叩き落されて、リン落して行く、彼等もその中の一人だった。どこでも大きなものに媚びへつらう、卑屈な奴等がうまくやって行くのだ! 彼は長いこと寝つかれなかった。
犬が根気強く吠えていた。黄風は轟々と空高く唸った。彼は、でくの坊のように、骨ばった親爺が、ひょく/\と日本建ての家の中を歩いている夢を見ていた。親爺は、何か厚い帳簿を持って廊下へ出た。廊下には戸がたてゝある。親爺は、薄暗い廊下で、脚が引きつるものゝようにひょくひょくした。そのひょうしに、かたい頭が、はげしく戸板にぶつかった。ガタン/\という音がした。すっかり内地における出来事だ。
幹太郎は、ふと、眼がさめた。実際、誰かが戸を叩いていたのだ。
母が咳払いをした。そして、ぼそ/\起きて、戸口へ行くのを彼は感じた。戸は、また叩かれた。
支那人が立っているようだった。母は、誰であるか、疑念と同時に用心しい/\細目にあけてのぞいた。それからぴしゃりと閉して帰ってきた。
「今頃、電報が来たが。」
「誰からです?」幹太郎は半身を起した。
「さあ、……一寸見ておくれ。」
彼は、頭の上にスイッチをひねった。