일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

「留守?」

「ええ、開きませんもの、これが」

「そんなふうには見えない、もう一度、でかい声で呼んでみろ」と日本左衛門。

稼業がらの癖に、留守か留守でないかの見分けがつかないところはさすがに率八らしく、格子に顔を押しつけて、奥へ訪ずれることなおしばし、しかも、返辞のないのは依然であります。

日本左衛門はその間に、かれを残して家の横へと廻っている。それは何の狐疑心でもなく裏の様子を見るための摺足でありましたが、そこまで行かぬ櫺子の窓下へ来かかると、二寸ほど開いている小障子の間から、春陽に蒸れる煎薬のにおいが、薫梅のただよいに似てぷんと鼻へ……、

「そうか――」

かれはお粂が風邪でもひいて寝ているものと直覚しました。で、何気なく前に馬春堂が立った所から四畳半の内をさしのぞいて見て、

「やっ?」

お粂と思いのほか、どこかで薄ら覚えのある若い武士の寝姿が小屏風のかげに。

「……おっ、相良金吾だ?」

思わず口走ろうとする驚きを、ペリッと笠のつばに折って、うしろへ身を退いたかれの口元には、見まじきものを見たような、不快の苦さをゆがめておりましたが、

「親分――」

どんと打つかるように馳けて来た率八がそこへ、