후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
えどさんごくし
江戸三国志
吉川 英治
吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면
ドッチが悪戯だか考えてみてくれ」
なるほど、いわれてみれば、その通りです。
ここでも一ツどじをやって、馬春堂はまた気が腐って来そうになりましたが、まず伊兵衛が帰って来れば多少景気もつこうというものと、
「おい、風呂へ行かないか」
「おれは少し気が急いているんだが」
「今、宿へ着いたばかりじゃないか」
「ウム、まアいい……」と、伊兵衛は何か考えていたがクルクルと脚絆を解いて、
「じゃ、つき合おう」
豆絞りの手ぬぐいを袖口にぶらさげる。
そして廊下へ出て行きますと、先に出た馬春堂が、何か奇妙な虫でもに見付けたような顔をして、入口の長押に眉をしかめているので、
「何を見ているんだい?」
と自分もそこを見上げますと、勘亭張りの読みにくい文字の上に、一個の人間の眼が描いてある千社札――それが斜めにピタリとはりつけてある。
なんの魔除けだろう。どれ、あれよ。ありゃ千社札さ。フーム客がいたずらしたんだな。なにさ納札の連中ときたら空きがあると人の顔にでもはりかねない。そいつはやッけえな代物だ。まったく。するとこれなんぞはきっと眼医者の納札気狂いかも知れないぞ。なるほど。胡麻の蠅のまじないにもなりそうだな、道中師には利き目があるめえ、あはははは。