일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

ゴトン……ゴトン……と諧調をもって廻る水車の音に、先の話し声が消されがちでしたが、その代り彼が忍んだことも、鋭敏な彼等に気づかれていない。

「じゃ、釘勘はあれから、一たん江戸へ引返したのだな」

何かたずねる声は日本左衛門。

「それは確かです。充分突き止めてまいりました」

「そうか」

といって次のひとりへ、彼の質問が移ってゆく。

「尾州家のお坊っちゃんは?」

「…………」

返辞がない。

「だれだ、万太郎にかかッていた者は」

「あっしです」

「稲吉か」

「へえ」

「なぜ黙っている?」

「実は、今夜の寄合までに、よく居所を突き止める事ができなかったんです。根岸の屋敷を出た後、御府外へ向ッた事だけは分っておりますが」

「お蝶は?」

言下に雲霧が答えました。

「あいつあ、野鍛冶の半五郎にだまされて、あっしが寄合に戻って来る日の昼間、その鍛冶小屋に連れ込まれました」

「馬春堂の様子を探りに行ったのもおめえだな」

「いえ、そりゃあ、尺取です」

「十太郎か」

「へい」

「あいつは毒にも薬にもならねえが、どうしているこの頃は?」

「伊兵衛に助け出されて、高麗村から逃げだしたあんばいです」

「そして」

「あとの事はまだ探りにかかりませんが、多分、中仙道筋へもぐり込んだものと観ております」