일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどげいじゅつろん

江戸芸術論

永井 荷風

永井 荷風의 江戸芸術論(えどげいじゅつろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,130자 · 167화면

아오조라 문고

四

あるひは楽屋稲荷町の混雑、中二階女形部屋の体、また子窓に縄暖簾下げたる怪しき入口に五井屋と記して大振袖に駒下駄の色子過ぎ行くさまを描きしは蔭間茶屋なるべきか。

四

明和安永は勝川春章並にその一派が鳥居派に代りて役者絵を流行せしめたる時代なりしが、天明に及びて浮世絵なる平民画壇の中心点は再び鳥居派四世の画工清長に移り来りぬ。清長は浮世絵発達の歴史上その創始者なる菱川師宣また錦絵の発明者なる中興の祖鈴木春信と並びてこれらの三大時期を区別せしむべき最も重要なる地位を占む。歌麿、春潮、栄之、豊国ら近世浮世絵の諸流派は悉く清長が画風の感化を蒙りたるものにして、浮世絵は清長及びそが直接の承継者歌麿の二人に及びてその最頂点に達したり。それと同時にやがて一定の形式に陥るべき淀滞衰微の源泉もまた実にこの二人より生ぜしなり。

清長の描ける風俗画の美人は古今の浮世絵を通じてその容貌姿勢最も健全豊艶にして四肢の比例最も美しく自然なり。役者似顔の板行絵を見るも安永年代においては専ら勝川春章に倣ふ所ありしが、天明に入りてその技漸く円熟するや、清長は美人画の人物に異ならざる自由自然なる固有の筆法を以て役者の舞台姿を描きたり。