일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふれんぞくさつじんじけん

不連続殺人事件

坂口 安吾

坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면

아오조라 문고

私ゃ見かけによらず心臓が弱い方なんだから、薄気味わるくって、こんなジャングルみたいな山径を歩くのは、やりきれませんな」

「一通り探したんですか」

「まア大体、人間の通れるような径の上だけはね。三輪神社から三輪池までは歩いてきましたよ」

私たち三人は一しょに三輪神社の裏手へまわって密林の山を見あげた。熊笹がはびこり、雑草が、蔓が、絡みもつれて、陰鬱きわまる暗さと静かさがはりつめている。

「まるで、いかにも人が殺されています、というようなジャングルじゃないですか。え、矢代さん。この中へ踏みこめたって、私ゃ、いやですよ、まったく」

そう言いながら、神山は地上に何物か認めて立ちどまった。

「オヤ、何だろう」

神山は拾いあげた。

「こりゃ、いけない。こりゃ、御婦人のルージュだよ。どうやら、おいでなすったかな。ア、ア、そこの雑草が踏みにじられた跡のようじゃないか。するてえと、こりゃア」

五六歩すすむと、ハンドバッグが投げすててあり、中のものが散乱している。十歩ほどすすむと、大木の根の陰に、千草さんが俯伏して寝ているように殺されている。フロシキで目隠しして、その目隠しの上から女の腰紐のようなもので締め殺されていた。