후리가나로 읽는 일본 고전
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ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
そのあたりには抵抗し格闘したような跡はなかった。
「殆ど抵抗していないね。私たちが最初に見つけた雑草の踏まれた跡が、殺された場所じゃないかね。屍体をここへ運んできて、捨てたんだ。暴行もうけていないね。この犯人め、御婦人の貞操についちゃア、大変紳士的な御仁じゃないか」
千草さんはスーツにズボンをはいて、その服装は全然みだれていなかった。
私たちが警官の一行に報告する、刑事、巨勢博士の一行を私と神山が現場へ案内して、朝食にもどってくると、今度は、こっちの方に、内海明がその寝室に刺し殺されているという騒ぎである。
食卓に内海明が見えないので、あやかさんが迎えに行ってみると、寝室は血の海で、パジャマ姿の内海明が部屋の中央の床の上に俯伏している。脇腹に三ヶ所、胸に二ヶ所、頸に二ヶ所、刺し跡があり、短刀は洗われて化粧台の上にのせてあった。犯人は手を洗ったのである。この短刀も談話室の飾り棚にある中の一つであった。
内海のスリッパは足から二尺ほど離れてとんでいたが、扉のかたわらに犯人が室内へぬぎすてて行ったスリッパがあった。それは内海の寝室の隣にある便所のスリッパであった。