후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんどくこう
単独行
加藤 文太郎
加藤 文太郎의 単独行(たんどくこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,799자 · 222화면
あの人等は北斜面を辷られるのだし、僕は温泉に下る急な広い尾根になっている真白い斜面を左下に見ながら真西に辷ったのですから。それでかなりあの人等が気を悪くされたことは、思わずにはいられません。今なら冬の立山が何だと思っていますが、あの頃にはほんとに心細くて、経験の深いあの人等についていないと危険だとさえ思い、できるだけあの人等の気を悪くすまいと思っていましたから決して反抗的にしたのではなかったので、自ら慰めてはいますが――。帰りは追分附近から雪が降り出し、皆で登ってきたシュプールをただ一人漕いで弘法に帰りました。小屋の内に入って福松君と二言三言話しているうち、威勢よく声を上げて笑いながら帰ってこられました。そして君のスキーはまるで辷らなかったじゃないかと言う窪田氏の声と、よし覚えておれ急斜面に行ったらうんといじめてやるからと言う田部氏の大きな声等聞えました。それから小屋の中は急ににぎやかになりました。明日は元旦だが、もしお天気がよくなったら登って行かねばならず、ゆっくりお正月気分を味うことができぬと思われたのか、この夜持ってきた餅を炊いてお正月のように賑かな夕食をされました。