후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
この時にして徳川幕府の万歳ならざらしめんと欲するも、固より能わざる所なり。
国民的観念は、相対的の観念なり。外国と触着し来りて、始めてこの観念は発揮するものなり。今や海濤を踏んで隣家の如く互いに往来したる、西南群島もしくは葡萄牙、西班牙、英吉利等は、星界よりも遠く、日に相交渉するは、その咫尺相接する隣藩のみ。されば封建武士の眼中に、日本なきは決して怪しむに足らず。彼らの国民的観念は、その一藩に関する観念のみ、彼らのいわゆる国家とは、一藩を意味するのみ。その面積を以てすれば、眇爾たる日本国も、彼らの脳中には、余りに偉大にして、遂に理想する能わざりき。如何に豆の如く小に、粟粒の如く多くの国家が、この日本に并存したるよ。もし当時封建武士脳中の国家を以て、これを対照すれば、世界における最微の国家たる、モントニーグロの如きも、決してその小に誇るべからざるなり。封建鉄網細工の成功は、日本国民をして精神的の侏儒たらしめたりき。
然りといえども識者の眼識は境遇の外に超逸す。熊沢蕃山の如き、その一人なる莫からんや。彼は跛の駝鳥なれども、なお万里の平沙を奔らんとする雄気あり。